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2015/02/25

ファッションの歴史を知ることで毎日が楽しくなる?! Dior編

こんにちは。ライターのNatsumiです。

本日取り上げるのは、誰もが知ってる有名ブランド”Dior”です。
フランスのファッションデザイナー、クリスチャン・ディオールが創立したことで知られ、コスメやジュエリー、バッグなど雑誌などで多く取り上げられていますね。
Diorといえば、高級品というイメージがあるブランドですが、実は私たちが普段着ている洋服にはDiorの影響を受けているものがたくさんあるのです。
というより、今のファッションはDiorなくしては存在さえしていなかったかもしれないのです。今私たちが様々なファッションを楽しめるのは、Diorのおかげと言っても過言ではありません。

偉大なラグジュアリーブランドであることは紛れもない事実なのですが、これからご紹介する内容で、漠然と”凄いブランド”というイメージのDiorの、本当の凄さを理解して頂き、そして少しでも親しみを感じてもらえたらと思います。

ハイブランドのなかでもトップクラス、Dior

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先日、パリではオートクチュールコレクション(注文により縫製される一点物の高級服ばかり集まったコレクション)というおそろしくお高い洋服のコレクションが発表されました。高級な素材を贅沢に使用+プロの技術のかたまりなので、どれも本当に素敵なものばかりなことは間違いないのですが……まあ一般人のわたしたちには到底手の届かない、ゼロが何個つくんだ……という次元の洋服がたくさん紹介されていたわけです。

そんな名だたる高級メゾンの中に、“Dior”もありました。
昨年12月には日本で行われたファッションショーに世界各地から著名人やセレブたちが大集合し、銀座で今までの変遷をたどる展覧会を開いた事で話題になっていました。

ショーの後に行われたDiorのパーティでのひとコマ。

ショーの後に行われたDiorのパーティでのひとコマ。



コレクションレポートばかりだと親しみどころかますます別世界、別次元のブランドに感じてしまうと思うので、みなさんがより身近に感じられるDiorをご紹介したいと思います。

“ニュールック”旋風とその後も終わらないDior時代

Diorにとってその後のブランド生命を分ける大きな業績があります。
それは”ニュールック”の誕生です。
第二次世界大戦が終わった1940-50年代、それまで失われていた”女性らしさ”をモード界に取り戻したのがまさにDiorでした。それまで肩パットの入ったスーツが主流だった女性服に革命を起こしたのです。

戦後は、戦時中に抑制されていた女性らしさの解放が求められていました。時代の半歩先を行く才能に長けていたDoirは、そんな時代の流れを敏感に察知し、なで肩で、ウエストを極端にしぼりバストとヒップはふくらますというシルエットを打ち出しました。女性の体型をこれでもかというくらいに強調し、布を贅沢に使ったフレアスカート。それが、”ニュールック”です。

今見てもすごくおしゃれ!

今見てもすごくおしゃれ!


先ほど“時代の半歩先を行く才能”があったと紹介したDiorは、ニュールックの後も数多くの革新的なシルエットラインを世に送り出し続けました。約10年間デザイナーとして走り続けたクリスチャン・ディオールの死後は、現在に至るまで何人ものデザイナーたちが設立時からのDNAを受け継ぎ、今でもトップクラスのブランドであり続けています。

今日もあなたのそばにはDior

ところで、「H,A,Y,I」このアルファベットたち、いったいなんのことか分かりますか?

正解は、服のライン(シルエット)の名前です。現在立派なファッション用語として広まっているIラインやAライン、他にもチューリップラインなど……これらは全てDiorの創始者、クリスチャンディオールによって生み出されました。どれも、Diorが成し遂げた偉業の代表です。

Yライン

Yライン


AラインコートやIラインのワンピースなどは、普段着用している方も沢山いるのではないでしょうか?

これらシルエットがDiorの手によって生み出されて以来、時代や顧客のニーズに沿って変化し続け、今や毎シーズン市場に出回る定番商品として浸透しています。
気付かない間に目にし、手にし、そして身につけている物の中に、Diorの影響を受けたアイテムが沢山あるのです。

ボーイッシュでもガーリーでもきれいめでもモードでも、今私たちは着たいと思ったスタイルの服を好きな様に選択出来ます。そしてディオールや時代を牽引した名だたるデザイナーたちが生み出してくれたファッションの多様性やシルエットのバリエーションのおかげで、様々なスタイリングを楽しんでいます。

“選べる”というのは幸せな事。時代が違えば社会の流れにしばられ、着ることのできないスタイルや、そもそも存在しなかったファションもたくさんあるのです。

“今日はどんな服を着ようかな”と鏡とにらめっこができるこの時代に生きているという喜び。失ってから気付くなんてよくある歌詞のようじゃもったいない!
ファッションなんて、楽しんだもん勝ち。自己満でなんぼの世界なのです!
毎日楽しくおしゃれして、そしてたまには思い出して過去の革新者たちにありがとうを。


[ライター/natsumi]

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